鮭のクリームシチューを作ったものの、
「食べてみたら、なんとなく生臭い……」
「いつものクリームシチューより魚っぽいにおいが気になる」
「鮭を入れた途端、シチュー全体の香りが変わった気がする」
と困っていませんか?
鮭とクリームシチューはよく合う組み合わせですが、鮭の扱い方によっては魚特有の香りがシチュー全体に広がり、思っていた仕上がりと違ってしまうことがあります。
特に初めて鮭入りのクリームシチューを作る場合、
「鮭はそのまま鍋に入れていいの?」
「先に焼いたほうがいい?」
「塩を振る必要はある?」
「冷凍鮭は解凍してから使う?」
「鮭を入れるタイミングはいつ?」
など、わからないことも多いですよね。
先に結論をまとめると、鮭のクリームシチューを作るときは、
鮭の表面の水分を確認する
↓
必要な下処理をする
↓
出てきた水分をしっかり拭く
↓
必要に応じて表面を焼く
↓
火の通りにくい野菜を先に調理する
↓
鮭は後半に加える
↓
牛乳を加えた後は強く煮立たせすぎない
という流れを意識すると作りやすくなります。
すでに完成したシチューが生臭い場合も、慌てていろいろな調味料を入れる必要はありません。
まず、
鮭そのものが気になるのか
それとも、
シチュー全体から魚っぽい香りを感じるのか
を確認しましょう。
そのうえで、生姜や味噌、バター、チーズ、こしょうなどを少量ずつ使って、全体の風味を整える方法があります。
この記事では、
鮭のクリームシチューが生臭くなる原因
から、
鮭の下処理
生鮭・塩鮭・冷凍鮭の違い
鮭を焼いてから入れる方法
鮭を入れるタイミング
牛乳を加えるタイミング
作ってから生臭い場合の対処法
温め直すときのポイント
よくある失敗と対処法
まで、初心者の方にもわかりやすく順番にご紹介します。
「もう作ってしまった」という方も、「次に作るときは失敗したくない」という方も、ご自分の状況に合うところから読んでみてくださいね。
- 鮭のクリームシチューが生臭いときはどうする?状況別の対処を先にチェック
- 鮭のクリームシチューが生臭くなる7つの原因
- 鮭の臭みを抑える下処理|初心者でも迷わない基本手順
- 生鮭・塩鮭・冷凍鮭はどれがシチューに使いやすい?
- 鮭の皮は取る?そのまま?迷ったときの考え方
- 鮭は焼いてからシチューに入れる?生のままとの違い
- 鮭を焼いてから入れるときの失敗しにくい手順
- 鮭と一緒に入れる野菜は何がいい?
- 生臭くなりにくい鮭のクリームシチューの作り方
- 鮭をシチューに入れるタイミングは「後半」がわかりやすい
- 牛乳を入れるタイミングと火加減も大切
- ここまでのポイント|作る前なら「臭みを隠す」より下処理を優先
- もう作ってしまった!鮭のクリームシチューが生臭いときの対処法
- 完成した鮭シチューの臭みを目立ちにくくする方法
- ルーや牛乳を入れる前に生臭さへ気づいたらどうする?
- 鮭だけ取り出してクリームシチューを立て直す方法
- 鮭シチューを温め直したら生臭い!翌日の再加熱で気をつけること
- 鮭がボロボロに崩れた!原因と次回の対策
- 鮭がパサパサになったのはなぜ?
- 塩鮭を使ったらシチューがしょっぱい!どう調整する?
- シチューが水っぽくなったときに確認したいこと
- 鮭シチューの味がぼんやりするときは?
- 鮭のクリームシチューで避けたいNG行動
- 鮭のクリームシチューに合う風味の整え方早見表
- 鮭シチューをリメイクして食べ方を変える方法
- 次回失敗しないための鮭クリームシチューチェックリスト
- 鮭のクリームシチューについてよくある質問
- Q1.鮭はそのままシチューへ入れてもいい?
- Q2.鮭は焼いてから入れたほうがいい?
- Q3.鮭はどのくらい焼けばいい?
- Q4.鮭はいつシチューへ入れる?
- Q5.生鮭と塩鮭ならどちらを使えばいい?
- Q6.甘塩鮭でも作れる?
- Q7.冷凍鮭でもクリームシチューは作れる?
- Q8.冷凍鮭は凍ったまま入れてもいい?
- Q9.鮭の皮は取ったほうが臭くなりにくい?
- Q10.鮭の皮付きのまま焼いてもいい?
- Q11.鮭に小麦粉を付けて焼いてもいい?
- Q12.鮭を焼かずに湯通ししてもいい?
- Q13.鮭を別に焼いて完成したシチューへ乗せてもいい?
- Q14.鮭が全部崩れてしまうのはなぜ?
- Q15.鮭がパサパサになるのはなぜ?
- Q16.牛乳を入れたら生臭くなった気がするのはなぜ?
- Q17.牛乳はいつ入れればいい?
- Q18.牛乳を入れてからグツグツ煮てもいい?
- Q19.完成してから生臭い場合は何を入れる?
- Q20.生姜はどのくらい入れればいい?
- Q21.味噌を入れると味噌汁のようにならない?
- Q22.チーズとバターは両方入れたほうがいい?
- Q23.生臭いシチューに牛乳を追加すれば薄まる?
- Q24.鮭だけ取り出してもいい?
- Q25.鮭を取り出した後は必ず鍋へ戻す?
- Q26.翌日に温め直すときはどうする?
- Q27.温め直すたびに生姜や味噌を足す必要はある?
- Q28.鮭シチューをグラタンにしてもいい?
- Q29.ドリアにもできる?
- Q30.次回一番気をつけることは?
- まとめ|鮭のクリームシチューが生臭いときは「下処理・水分・加熱時間」を見直そう
鮭のクリームシチューが生臭いときはどうする?状況別の対処を先にチェック

鮭のクリームシチューのにおいが気になると、
「何を入れたら消せるの?」
と考えたくなります。
ですが、対処法はどのタイミングで気づいたかによって変わります。
まだ調理前なら鮭そのものを下処理できますが、完成した後では同じ方法は使えません。
最初に現在の状況を整理しておきましょう。
まだ鮭を調理していないなら下処理から始める
これから作るところなら、一番対処しやすい段階です。
まず鮭をパックから取り出して、表面を確認してください。
水分が付いている場合はキッチンペーパーなどで軽く拭きます。
冷凍鮭を解凍した場合は、解凍時に出たドリップも確認しましょう。
その後、鮭の種類に合わせて下処理をします。
生鮭なら塩を振って少し置き、表面に出てきた水分を拭き取ってから調理する方法があります。
ここで大切なのは、
「どうせシチューで煮るから、そのままで大丈夫」
と考えて、鮭の状態を確認せず鍋へ入れないことです。
シチューへ入れる前だからこそできる準備を済ませておきましょう。
すでに調理中なら鮭の加熱時間を確認する
シチューを作っている途中で、
「少し魚っぽいかも」
と感じた場合は、鮭がどのくらい鍋に入っているかを確認します。
鮭をじゃがいもやにんじんと一緒に最初から入れている場合は、鮭だけ長く加熱されている可能性があります。
野菜がまだかたいからといって、そのまま鮭まで延々と煮込む必要はありません。
取り出しやすい状態なら、鮭をいったん取り出して野菜の調理を続け、後から戻す方法もあります。
ルーや牛乳を入れる前なら一度状態を確認する
まだシチューの仕上げ前であれば、完成後より対応しやすいことがあります。
鮭が大きな形で残っているなら、いったん取り出してみましょう。
そして、
鮭自体の香りが強いのか
煮汁全体から魚っぽい香りがするのか
を分けて確認します。
鮭を入れたまま次々と材料を追加するより、一度状況を確認してから仕上げへ進むほうが調整しやすくなります。
完成後なら風味のバランスを整える
すでにクリームシチューとして完成している場合は、調理前のような下処理には戻れません。
この段階では、
生姜
味噌
バター
チーズ
こしょう
などを少量使って、味や香りのバランスを整える方法があります。
ただし、
「生臭いから全部入れてしまおう」
という使い方はおすすめできません。
生姜を入れすぎれば生姜の味が強くなりますし、味噌を入れすぎれば塩味が強くなります。
一つずつ少量試し、その都度味を確認することが大切です。
温め直したときに気になるなら加熱方法を見直す
作った日は気にならなかったのに、温め直したときに魚っぽい香りを強く感じる場合もあります。
この場合は、
強火で一気に煮立たせていないか
鮭を何度も崩しながら混ぜていないか
などを確認してみましょう。
温め直すときも、鮭を必要以上に長時間加熱しないようにします。
まず確認したいポイント早見表
| 状況 | 最初に確認すること | 対応の方向 |
|---|---|---|
| 調理前 | 水分・ドリップ | 下処理する |
| 焼く前 | 表面が濡れていないか | 水分を拭く |
| 煮込み途中 | 鮭の加熱時間 | 長く煮込みすぎない |
| 仕上げ前 | 鮭と煮汁の香り | 状態を分けて確認 |
| 完成後 | 鮭だけか全体か | 少量ずつ風味調整 |
| 温め直し | 火加減 | やさしく温める |
最初に状況を整理すると、
「とりあえず何か入れてごまかす」
という失敗を防ぎやすくなります。
鮭のクリームシチューが生臭くなる7つの原因

鮭のクリームシチューが生臭く感じても、
「鮭を入れたから仕方がない」
と考える必要はありません。
同じ鮭でも、下処理や調理方法によって仕上がりは変わります。
ここでは、考えられる原因を順番に見ていきましょう。
原因1.鮭の表面に水分が残っている
鮭をパックから出すと、表面に水分が付いていることがあります。
急いでいると、そのままフライパンや鍋へ入れてしまいがちですよね。
ですが、調理前には鮭の状態を一度確認しましょう。
水分が多い場合は、キッチンペーパーでやさしく押さえるようにして拭き取ります。
特にフライパンで表面を焼く場合、水分が多いままだと焼きにくくなります。
「焼いたのに香ばしくならず、水っぽくなった」
という場合も、焼く前の表面を確認してみてください。
原因2.冷凍鮭を解凍したときのドリップが残っている
冷凍鮭を使ったときに見落としやすいのが、解凍後のドリップです。
解凍すると、鮭の周りに液体が出てくることがあります。
これを鮭と一緒に鍋へ入れるのではなく、鮭だけを取り出しましょう。
そしてキッチンペーパーで表面を軽く押さえます。
冷凍鮭そのものが問題なのではありません。
解凍した後にどのように扱うか
が大切です。
原因3.下処理をしないまま鍋へ入れている
鮭はそのまま加熱することもできますが、生臭さが気になりやすい場合は下処理をしておくと扱いやすくなります。
生鮭なら、表面に塩を振って少し置き、出てきた水分を拭き取る方法があります。
ここで勘違いしやすいのが、
塩を振ること自体が目的ではない
という点です。
塩を振った後、そのままシチューへ入れるのではなく、表面に出てきた水分を確認して拭き取るところまで行います。
原因4.鮭を生のまま最初から長時間煮込んでいる
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、鮭。
材料を切ったら、
「全部まとめて鍋に入れれば簡単」
と思いますよね。
ところが、野菜と鮭では適した加熱時間が同じとは限りません。
じゃがいもやにんじんがやわらかくなるまで鮭もずっと煮込むと、鮭の加熱時間が長くなります。
また、身が崩れてシチュー全体に細かく混ざることもあります。
鮭は後から加える方法も覚えておきましょう。
原因5.鮭を焼いてもその後に長時間煮込んでいる
「焼けば大丈夫」
と思ってしまうこともありますが、焼いた後の調理方法も大切です。
表面を焼いた鮭を最初から鍋へ入れ、さらに長時間煮込めば、結局鮭の加熱時間は長くなります。
先に焼く場合は、
下処理
↓
表面を焼く
↓
いったん置いておく
↓
野菜やシチューを調理
↓
後半に鮭を加える
という流れにするとわかりやすいでしょう。
原因6.鮭を入れた後に鍋を何度も混ぜている
シチューは焦げ付きが心配なので、つい何度も混ぜたくなります。
しかし、鮭を入れてから激しく混ぜると身が崩れます。
小さく崩れた鮭がシチュー全体に広がると、どこを食べても鮭の風味を感じやすくなります。
鮭を入れた後は、必要なときだけやさしく混ぜましょう。
原因7.牛乳を入れてから強く煮立たせている
牛乳を入れた後も、
「まだ煮込み足りないかな?」
と強火でグツグツ加熱してしまうことがあります。
ですが、鮭もすでに鍋へ入っているなら、その間ずっと加熱され続けます。
牛乳を加えた後は、必要以上に強く煮立たせず、全体を温めながら仕上げましょう。
鮭の臭みを抑える下処理|初心者でも迷わない基本手順

ここは鮭のクリームシチューを作るうえで、特に覚えておきたいところです。
難しい作業は必要ありません。
基本は、
状態を見る
→塩を振る
→少し置く
→水分を取る
→必要に応じて焼く
という流れです。
一つずつ見ていきましょう。
STEP1.鮭をパックから出して表面を確認する
まず鮭を取り出します。
すぐに切ったり焼いたりする前に、表面を見てみましょう。
確認したいのは、
水分が多く付いていないか
皮付きか皮なしか
冷凍を解凍したものならドリップが残っていないか
といった点です。
表面がかなり濡れている場合は、最初にキッチンペーパーで軽く水分を取っておきます。
STEP2.生鮭なら塩を振る
生鮭を使う場合は、表面に塩を振って少し置く方法があります。
両面へ軽く振り、しばらく置きます。
「たくさん塩を付ければ、そのぶん臭みが取れる」
というものではありません。
最終的にはシチューへ入れるので、塩を大量に使う必要はありません。
STEP3.表面に出てきた水分を確認する
少し置いたら鮭を見てみましょう。
表面に水分が出ている場合があります。
ここが大切です。
塩を振っただけで終わりではなく、
出てきた水分を取り除くところまでが一連の下処理
と考えましょう。
STEP4.キッチンペーパーでやさしく拭く
キッチンペーパーで鮭を包むようにして、水分を取ります。
身がやわらかいので、ゴシゴシこする必要はありません。
上から軽く押さえるようにすると扱いやすいです。
皮側や側面も確認しておきましょう。
STEP5.骨が気になる場合は調理前に確認する
クリームシチューはスプーンで食べることも多い料理です。
食べている途中で骨が出てくると気になりますよね。
切り身を一口大にする場合は、切る段階で骨がないか確認しておくと食べやすくなります。
STEP6.大きさをそろえて切る
鮭を一口大にする場合は、大きさが極端にバラバラにならないようにします。
小さすぎる鮭は鍋の中で崩れやすくなります。
一方、大きすぎると食べにくくなります。
「食べやすいけれど、鍋の中でも形を保ちやすい大きさ」
を意識するとよいでしょう。
STEP7.焼く直前にもう一度水分を確認する
下処理が終わってから少し時間が経つと、再び表面に水分が出ている場合があります。
フライパンへ入れる直前にもう一度確認しましょう。
濡れている場合は軽く拭き取ります。
冷凍鮭なら解凍後のひと手間を忘れない
冷凍鮭の場合は、
解凍する
↓
ドリップを取り除く
↓
表面を拭く
↓
鮭の状態を確認する
↓
必要な下処理をする
↓
調理する
という流れです。
「冷凍だったから臭くなった」
と決めつける前に、解凍後の扱いを確認してみてください。
生鮭・塩鮭・冷凍鮭はどれがシチューに使いやすい?

スーパーの鮮魚コーナーを見ると、いろいろな鮭があります。
初めて作る場合、
「結局どれを買えばいいの?」
と迷うかもしれません。
それぞれの特徴を知っておくと選びやすくなります。
生鮭はシチュー全体の味を調整しやすい
生鮭には、あらかじめ強い塩味が付いていません。
そのため、シチュー側の味を自分で調整しやすいのが特徴です。
初めて鮭のクリームシチューを作る場合も使いやすいでしょう。
ただし、
「生鮭なら何もしなくてもいい」
というわけではありません。
表面の水分を確認し、必要な下処理をしてから使います。
塩鮭を使うなら塩味を考える
塩鮭を使うこともできます。
ただし、生鮭との大きな違いは、すでに塩味が付いていることです。
シチューをいつもどおり濃く味付けしてから塩鮭を入れると、
「思ったよりしょっぱい」
となることがあります。
塩鮭を使う場合は、鮭を加えた後の味も確認してから仕上げましょう。
甘塩鮭でも味見は必要
「甘塩だから、それほど塩辛くないだろう」
と思うかもしれません。
ですが、商品によって塩加減は異なります。
甘塩という表示だけで判断せず、シチュー全体の味を確認することが大切です。
冷凍鮭も使える
冷凍鮭しかない場合でも、クリームシチューは作れます。
大切なのは、
凍っているかどうかより、解凍した後の扱い
です。
解凍後に出たドリップを残したまま調理せず、水分を取ってから使います。
皮付きでも皮なしでも作れる
皮付きの鮭も使えます。
皮を焼いてから加えると、香ばしさを出しやすくなります。
ただ、
「シチューの中の鮭皮が苦手」
という方もいますよね。
その場合は皮を取り除いてから調理しても構いません。
どちらが絶対に正解というより、食べやすさに合わせて選びましょう。
迷ったら「味付けしやすさ」で選ぶ
初心者の方が迷った場合は、
シチュー全体の味を自分で調整しやすいか
という視点で選ぶとわかりやすいでしょう。
生鮭なら、シチュー側の塩味を調整しやすくなります。
塩鮭を使うなら、鮭自体の塩味も計算に入れて仕上げます。
鮭の皮は取る?そのまま?迷ったときの考え方

鮭の皮についても、
「臭みの原因になるなら全部取ったほうがいい?」
と迷いやすいところです。
ですが、皮は必ず取らなければならないものではありません。
皮付きのまま使ってもいい
鮭の皮が好きなら、そのまま使えます。
特に先にフライパンで焼く場合は、皮側を焼いてからシチューへ加える方法があります。
皮の食感が苦手なら取ってもいい
クリームシチューでは鮭がやわらかく煮上がるため、
「皮だけ食感が気になる」
ということがあります。
皮が苦手なら、あらかじめ取り除いておく方法もあります。
皮周辺の香りが気になる場合も確認する
以前鮭シチューを作ったとき、
「皮の近くを食べたときだけ魚っぽく感じた」
という場合は、次回は皮を取って試してみるのも一つの方法です。
ただし、生臭さの原因をすべて皮だけに決めつけるのは避けましょう。
表面の水分、ドリップ、下処理、加熱時間なども合わせて確認します。
家族の好みに合わせても大丈夫
皮付きが好きな人もいれば、苦手な人もいます。
家族で好みが分かれる場合は、皮を取った鮭と皮付きの鮭を分けて調理する方法もあります。
「臭み対策だから必ずこうする」
ではなく、食べやすさとのバランスで考えてくださいね。
鮭は焼いてからシチューに入れる?生のままとの違い

鮭のクリームシチューでは、
鮭を先に焼くか
が大きなポイントになります。
生のまま入れる方法もありますが、それぞれの違いを知って選びましょう。
生のまま入れる方法は工程が少ない
生の鮭をシチューへ直接入れれば、フライパンを使う工程を減らせます。
洗い物を増やしたくない日には便利ですよね。
ただし、直接入れるなら下処理を丁寧に行い、鮭を入れるタイミングにも注意します。
焼いてから入れると香ばしさを加えやすい
下処理した鮭をフライパンで焼いてからシチューへ加えると、表面に香ばしさを出せます。
また、表面がある程度固まるため、生の状態から鍋で煮るより扱いやすくなる場合があります。
「以前、鮭が鍋の中で全部崩れてしまった」
という方にも試しやすい方法です。
湯通ししてから加える方法もある
焼き目を付けたくない場合は、湯通ししてから使う方法もあります。
焼いた場合とは香りや食感が異なります。
香ばしさを出したいなら焼く。
焼き目を付けずに仕上げたいなら湯通し。
というように、好みに合わせて選びましょう。
先に焼いても「煮込まなくていい」わけではない
ここは注意したいところです。
表面を焼いただけの場合、中まで十分に火が通っていないことがあります。
その場合はシチューへ加えた後、中心までしっかり加熱します。
「表面が焼けた=中まで火が通った」
とは限りません。
反対に焼いた後の煮込みすぎにも注意する
中まで十分に火が通ることは必要ですが、必要以上に長時間煮込む必要はありません。
鮭の大きさや厚みを見ながら調整しましょう。
比較すると違いがわかりやすい
| 方法 | 香ばしさ | 身の扱いやすさ | 工程 |
|---|---|---|---|
| 生のまま加える | 控えめ | 崩れに注意 | 少ない |
| 表面を焼いて加える | 出しやすい | 比較的扱いやすい | 少し増える |
| 湯通しして加える | 控えめ | 比較的扱いやすい | 少し増える |
「絶対に焼かなければいけない」ということではありません。
ただ、臭みと身崩れの両方が気になるなら、下処理してから表面を焼き、後半に加える方法は覚えておくと便利です。
鮭を焼いてから入れるときの失敗しにくい手順

「焼いてから入れるのがよさそう」
と思っても、
「どのくらい焼けばいいの?」
「小麦粉は必要?」
「焼いたらすぐ鍋に入れる?」
と新しい疑問が出てきますよね。
ここでは流れを整理します。
焼く前に水分を確認する
まず下処理した鮭の表面を確認します。
水分が残っていればキッチンペーパーで軽く拭きます。
濡れたままフライパンへ入れるより、焼きやすくなります。
一口大なら小さくしすぎない
シチュー用に切る場合、あまり細かくしすぎると焼いている途中や鍋へ移すときに崩れやすくなります。
完成したときの食べやすさだけでなく、
調理中に扱いやすい大きさ
も意識しましょう。
必要に応じて薄く小麦粉をまぶす方法もある
鮭の表面へ薄く小麦粉をまぶして焼く方法もあります。
厚く付けすぎる必要はありません。
余分な粉は軽く落としてから焼きます。
ただし、シチューの作り方によっては必要ありません。
必須の工程ではなく、仕上がりに合わせて選びます。
皮付きなら皮側から焼く
皮付きの場合は、皮側から焼く方法があります。
焼いている途中で何度も動かさず、表面が焼けてから反対側も加熱します。
何度もひっくり返さない
鮭は身が崩れやすい食材です。
「ちゃんと焼けているかな?」
と気になって、何度も裏返したくなるかもしれません。
ですが、必要以上に触るほど崩れやすくなります。
表面が焼けるまで待ってから、やさしく返しましょう。
焼いた鮭はいったん取り出しておく
野菜の調理がまだ終わっていないなら、焼いた鮭をすぐ鍋へ入れる必要はありません。
一度取り出しておき、シチューがある程度できてから加えます。
こうすると、野菜を煮ている間まで鮭を加熱し続けずに済みます。
鮭と一緒に入れる野菜は何がいい?

鮭のクリームシチューでは、鮭だけでなく野菜との組み合わせも楽しめます。
ただし、ここで大切なのは、
具材によって火の通る時間が違う
ということです。
玉ねぎはシチューに合わせやすい
玉ねぎはクリームシチューの定番具材です。
先に炒めてから煮るなど、いつものシチューの作り方に合わせて使えます。
鮭より先に調理しておきましょう。
じゃがいもは鮭より先に火を通す
じゃがいもは大きさによって火が通るまで時間がかかります。
鮭と同時に入れて、
「じゃがいもがまだかたいから、もう少し」
と煮続けると、鮭だけ加熱しすぎることがあります。
じゃがいもを先に調理しておくと作りやすくなります。
にんじんも大きさをそろえる
にんじんも火の通りに時間がかかる具材です。
大きすぎるものと小さいものが混ざっていると、加熱時間を合わせにくくなります。
なるべく大きさをそろえましょう。
きのこを加える方法もある
きのこ類もクリーム系の味と合わせやすい具材です。
種類によって香りや食感が変わるため、好みに合わせて使います。
ブロッコリーは最後まで煮込み続けない
ブロッコリーを使う場合は、最初から長時間煮込むより、別に加熱して後半に加える方法があります。
鮮やかな見た目も残しやすくなります。
ほうれん草などの葉物も後半に
葉物野菜も、じゃがいもと同じ時間煮込む必要はありません。
下ごしらえをして後半に加えると、全体の調理時間を調整しやすくなります。
「全部一緒に煮る」にこだわらない
鮭のクリームシチューを失敗しにくくする大きなポイントがこれです。
火の通りにくい具材は先。
火の通りやすい具材は後。
鮭も後から加える。
この考え方を覚えておくと、調理がかなりわかりやすくなります。
生臭くなりにくい鮭のクリームシチューの作り方

ここまで紹介してきた内容を、実際の調理順に並べてみましょう。
細かい材料や分量は使用するシチュールーなどによって変わりますが、鮭を扱う流れは参考にできます。
STEP1.鮭の下処理をする
最初に鮭を準備します。
冷凍なら解凍し、ドリップを取り除きます。
生鮭なら必要に応じて塩を振って少し置き、表面に出てきた水分を拭きます。
この段階で骨や皮も確認しておきましょう。
STEP2.鮭を食べやすい大きさにする
切り身のまま大きく使う方法もありますが、一口大にするとスプーンでも食べやすくなります。
ただし、小さく切りすぎると鍋の中で崩れやすくなります。
少し大きさを残しておきましょう。
STEP3.鮭の表面を焼く
フライパンで表面を焼きます。
皮付きなら皮側から焼く方法があります。
この後シチューでも加熱する場合は、その工程も考えながら焼きます。
STEP4.焼いた鮭をいったん取り出す
鮭を焼いたら一度取り出します。
ここから野菜を調理していきます。
「せっかく焼いたからすぐ鍋へ」
と焦らなくて大丈夫です。
STEP5.玉ねぎなどを調理する
玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなど、火の通りにくい具材を先に調理します。
使用するルーの作り方がある場合は、基本的にはその手順も確認してください。
STEP6.野菜を煮る
野菜へ火を通します。
この間、鮭は鍋の外にあるため、野菜がやわらかくなるのを待つために鮭まで煮続けることがありません。
STEP7.シチューのベースを整える
野菜に火が通ってきたら、シチューのベースを作ります。
市販ルーを使う場合は、商品の説明に沿って加えましょう。
STEP8.鮭を加える
シチューがある程度整ってから鮭を加えます。
鮭を鍋の中へ入れたら、何度もかき混ぜないようにします。
STEP9.鮭の中心までしっかり加熱する
表面だけ焼いた鮭の場合は、中心まで火が通るように加熱します。
鮭の厚みや大きさによって必要な時間は変わるため、時間だけで判断せず状態を確認しましょう。
STEP10.牛乳を加える
作り方に合わせて牛乳を加えます。
牛乳を入れた後は、強火で激しく沸騰させ続けないようにします。
STEP11.最後に味を確認する
仕上げに味見をします。
特に塩鮭を使った場合は、鮭から加わる塩味も確認しましょう。
味が足りないからと、最初から濃くしておく必要はありません。
最後に整えるほうが失敗しにくくなります。
調理順を簡単に確認
鮭を確認
↓
下処理
↓
水分を取る
↓
必要なら切る
↓
表面を焼く
↓
鮭を取り出す
↓
野菜を調理
↓
シチューを作る
↓
鮭を戻す
↓
中心まで加熱
↓
牛乳を加える
↓
味を確認して完成
この流れを覚えておけば、
「鮭をいつ入れるんだっけ?」
と迷いにくくなります。
鮭をシチューに入れるタイミングは「後半」がわかりやすい

鮭シチューの失敗を減らすために、ぜひ覚えておきたいのが入れるタイミングです。
野菜と同時スタートにしなくていい
シチューの具材はすべて同時に入れなければならない、という決まりはありません。
むしろ鮭の場合は、火の通りにくい根菜類と分けて考えるほうが調理しやすくなります。
先に焼いた鮭ならシチューが整ってから戻す
表面を焼いているなら、いったん取り出しておきます。
野菜がやわらかくなり、シチューのベースが整ってきてから戻しましょう。
生のまま入れる場合も野菜の後
焼かずに生のまま使う場合でも、最初から入れる必要はありません。
野菜がある程度やわらかくなってから加え、中心までしっかり加熱します。
鮭を入れてから「味を染み込ませよう」と長時間煮ない
煮物の感覚で、
「長く煮込んだほうが味が染みるのでは?」
と思うかもしれません。
ですが、鮭は野菜と同じ感覚で長時間煮込む必要はありません。
鮭を入れた後は、火が通ったことを確認しながら仕上げましょう。
牛乳を入れるタイミングと火加減も大切

鮭の下処理を丁寧にしても、最後の加熱で失敗すると、
「なんだか思っていた仕上がりと違う」
となることがあります。
牛乳を使う場合のポイントも確認しましょう。
牛乳はシチュー作りの後半に加える
牛乳を使用するクリームシチューでは、一般的に後半に加えます。
市販のルーを使っている場合は、商品に記載されている手順を確認してください。
加えた後は強くグツグツ煮続けない
牛乳を加えた後は、強火で長時間沸騰させ続ける必要はありません。
火加減を調整しながら全体を温めます。
鮭も一緒に入っていることを忘れない
牛乳を入れた後、
「もう少しとろみが欲しい」
「もっと熱くしたい」
と長く煮続けている間も、鮭には火が入っています。
鮭の加熱時間まで考えながら仕上げましょう。
最後に味を調整する
牛乳を加えた後に味を確認します。
塩鮭を使っている場合は特に、鮭から出た塩味も含めて考えます。
調理途中で味を濃くしすぎず、最後に整えると安心です。
ここまでのポイント|作る前なら「臭みを隠す」より下処理を優先

ここまでを一度整理しましょう。
これから鮭のクリームシチューを作る場合、最初から生姜や味噌などで魚の香りを隠すことを考える必要はありません。
まず大切なのは、
鮭の状態を確認すること
です。
特に、
表面の水分
冷凍鮭のドリップ
下処理
焼き方
鍋へ入れるタイミング
加熱時間
を見直してみましょう。
鮭を最初から野菜と一緒に長時間煮込むのではなく、
鮭は鮭、野菜は野菜
と分けて考えると、初心者の方でも調理手順を整理しやすくなります。
そして、すでに完成してしまった場合は対処方法が変わります。
もう作ってしまった!鮭のクリームシチューが生臭いときの対処法

ここまでは、これから鮭のクリームシチューを作る場合の下処理や調理方法を中心にご紹介してきました。
ですが、この記事を読んでいる方の中には、
「下処理の話より、もう作ってしまったシチューを何とかしたい!」
という方もいらっしゃいますよね。
鍋いっぱいに作った後で生臭さに気づくと、
「全部失敗だったのかな……」
とがっかりしてしまうかもしれません。
しかし、完成後だからといって、すぐに諦める必要はありません。
まずは現在の状態を確認し、そのうえで味や香りを少しずつ調整してみましょう。
最初に「鮭だけ」か「シチュー全体」か確認する
最初に確認したいのは、
どこから魚っぽいにおいを感じるのか
ということです。
鮭を一切れ取り、鮭そのものを確認します。
次に、鮭が入っていないシチューの部分も少量確認します。
ここで、
鮭を食べたときだけ気になる
のであれば、鮭を中心に対応を考えられます。
反対に、
シチューだけを食べても魚っぽい
のであれば、鮭の風味がシチュー全体へ広がっている可能性があります。
この違いを確認せず、
「とりあえず味噌!」
「とりあえずチーズ!」
と次々に追加するのは避けたいところです。
鮭の形が残っているならいったん取り出す
鮭が大きな形で残っている場合は、いったん鍋から取り出す方法があります。
特に、
「野菜がまだかたいから、もう少し煮たい」
という場合に有効です。
鮭まで一緒に煮続ける必要はありません。
フライ返しや大きめのスプーンを鮭の下へ入れ、崩さないようにそっと持ち上げましょう。
菜箸だけで強くつかむと、やわらかくなった鮭が割れることがあります。
シチューだけの味と香りを確認する
鮭を取り出したら、シチューだけを少量確認します。
この段階でそれほど気にならないのであれば、鮭を戻すタイミングを遅らせたり、別に盛り付けたりする方法があります。
一方、シチューだけでも魚っぽさを強く感じるのであれば、全体の風味を調整します。
ここからは、完成後でも試しやすい方法を見ていきましょう。
完成した鮭シチューの臭みを目立ちにくくする方法

完成後のシチューでは、調理前のように鮭の下処理をやり直すことはできません。
そのため、
臭みそのものを後から取り除く
というより、
シチュー全体の味や香りを整えて、魚っぽさを目立ちにくくする
と考えるとわかりやすいでしょう。
生姜を少量加えて香りを整える
まず試しやすいのが生姜です。
生姜にははっきりした香りがあるため、鮭の風味が気になるときの調整に使えます。
ただし、
入れれば入れるほどよいわけではありません。
たくさん入れると、今度はクリームシチューというより生姜の味が前面に出てしまいます。
最初は少量から加えましょう。
鍋全体へ直接たくさん入れるのが心配なら、小さな器にシチューを少し取り分け、そこへ生姜を少量加えて味を確認する方法もあります。
「このくらいなら合いそう」
とわかってから鍋全体を調整すると失敗しにくくなります。
味噌を少し加えてコクを出す
味噌を少量加えて風味を整える方法もあります。
クリーム系のまろやかさに味噌のコクを加えることで、全体の印象を変えられます。
ただし、味噌を使う場合に特に注意したいのが塩味です。
生鮭ではなく塩鮭を使っている場合、すでにシチューへ塩味が加わっていることがあります。
そこへ味噌を大量に加えると、
「魚っぽさは気にならなくなったけれど、しょっぱくなってしまった」
という別の失敗につながります。
少量をシチューへ溶かし、味を確認してから必要に応じて追加しましょう。
バターを加えてまろやかな風味に整える
バターを少量加える方法もあります。
バターの香りとコクが加わることで、シチュー全体の印象を整えやすくなります。
ただし、もともと濃厚なシチューの場合は、たくさん加えると重たい味になることがあります。
こちらも少量から試してください。
チーズでコクを足す
チーズもクリーム系の料理と合わせやすい食材です。
シチューへ少量溶かしてコクを加える方法があります。
また、
「鍋全体に入れるのは少し不安」
という場合は、食べる分だけ器へ盛り、チーズを加えて試してみてもよいでしょう。
チーズが合いそうなら、残ったシチューをグラタンやドリアへアレンジすることもできます。
こしょうで仕上げの香りを整える
こしょうを少量使い、仕上げの香りを加える方法もあります。
ただし、これも大量に振りかければよいわけではありません。
鮭のにおいを隠そうとして香辛料を大量に使うと、シチュー本来のやさしい味わいまでわかりにくくなってしまいます。
一つ試したら必ず味を確認する
完成後の調整で一番大切なのは、
一度に何種類も追加しないこと
です。
たとえば、
生姜を入れる
↓
混ぜる
↓
味を見る
↓
まだ必要なら少し調整する
という順番にします。
生姜、味噌、バター、チーズを一気に全部入れてしまうと、
「何を入れたせいで味がおかしくなったのかわからない」
という状態になってしまいます。
少しずつ試すことが、完成後の立て直しでは大切です。
ルーや牛乳を入れる前に生臭さへ気づいたらどうする?

まだクリームシチューとして完成する前に、
「鮭を入れたら魚っぽいにおいがする」
と気づくこともあります。
この段階なら、完成後より対応しやすい場合があります。
鮭を取り出せるならいったん取り出す
鮭の形が残っているなら、一度取り出します。
野菜がまだかたい場合も、鮭を外してから野菜だけを調理できます。
これ以上鮭を長時間加熱しなくて済みます。
鮭の状態を確認する
取り出した鮭を確認してみましょう。
特に皮の周辺だけ気になるのか、鮭全体から強く感じるのかによっても印象は変わります。
ただし、すでに加熱している鮭を何度も洗ったり、必要以上に触ったりするのは避けます。
煮汁側も確認する
鮭を取り出した後、煮汁側の香りも確認します。
鮭を取り出しただけで気にならなくなる場合もあれば、すでに煮汁へ風味が移っている場合もあります。
ここで状態を確認してから、ルーや牛乳を加えるか考えます。
「牛乳を入れれば隠れる」と考えない
魚っぽさが強く気になる状態で、
「牛乳を入れればまろやかになるから大丈夫」
とそのまま進めるのはおすすめできません。
牛乳を入れる前に、一度状態を確認しましょう。
完成させてから慌てて調整するより、途中で立て直したほうが調整しやすいことがあります。
鮭だけ取り出してクリームシチューを立て直す方法

完成後でも鮭が大きく残っている場合は、
鮭とシチューを分けて考える
という方法があります。
これは、
「シチュー全部を作り直すのは大変」
というときにも試しやすい方法です。
STEP1.鮭を崩さないように取り出す
フライ返しや大きなスプーンなどを使い、鮭を下から支えて取り出します。
鮭がかなりやわらかくなっている場合は、無理に持ち上げると崩れるので注意しましょう。
STEP2.シチューだけを確認する
鮭を取り出したら、シチューだけを少量味見します。
魚っぽさがそれほど気にならないなら、シチュー側を大きく変える必要はありません。
STEP3.必要ならシチュー側の風味を整える
シチュー側にも魚の香りが広がっているなら、生姜や味噌などを少量使って調整します。
ここでも、一気に大量投入しないことがポイントです。
STEP4.鮭を戻すか別添えにする
シチュー側を整えた後、鮭を戻しても構いません。
ただし、戻した後にまた長時間煮込む必要はありません。
鮭がすでに十分加熱されているなら、全体が温まる程度に調整します。
また、
シチューを先に器へ盛り、鮭を上にのせる
方法もあります。
これなら鍋の中で鮭がさらに崩れるのを防ぎやすくなります。
鮭シチューを温め直したら生臭い!翌日の再加熱で気をつけること

作った日はおいしく食べられたのに、
「温め直したら昨日より魚っぽい気がする」
と感じることもあります。
温め直しでは、鮭だけでなくシチュー全体を扱うことになるため、火加減に気をつけましょう。
最初から強火にしない
冷えたシチューは温まるまで時間がかかります。
だからといって、最初から強火にする必要はありません。
鍋底の状態を確認しながら温めましょう。
鍋底からゆっくり動かす
クリームシチューは鍋底が焦げ付きやすいため、必要に応じて混ぜます。
ただし、鮭が大きく残っている場合は、鮭を避けながらシチュー部分を動かすようにします。
鮭を何度もお玉でつぶさない
温まった鮭は崩れやすくなります。
シチュー全体を均一にしたいからといって、お玉で鮭を何度も押す必要はありません。
形を残したい場合は、できるだけやさしく扱いましょう。
必要な分だけ別に温める方法もある
鍋いっぱいに残っている場合は、食べる分だけ別の鍋へ取り分けて温める方法もあります。
その際も、全体が十分温まるように確認します。
温まってから香りを確認する
冷たい状態では香りがわかりにくいことがあります。
全体が温まった後で確認し、気になる場合にだけ風味を調整しましょう。
最初から生姜や味噌などを追加しておく必要はありません。
鮭がボロボロに崩れた!原因と次回の対策

鮭のクリームシチューでは、
「生臭くはないけれど、鮭が全部バラバラになった」
という失敗もあります。
味は問題なくても、見た目が少し残念に感じますよね。
小さく切りすぎている
鮭を一口大にすると食べやすくなりますが、小さくしすぎると鍋の中で崩れやすくなります。
ある程度大きさを残しましょう。
生の鮭を最初から長時間煮ている
鮭を最初から入れて長く煮込むと、やわらかくなった身が崩れやすくなります。
特に野菜がやわらかくなるまで一緒に煮ている場合は注意します。
鍋を何度も混ぜている
シチューを混ぜるたびに、鮭がお玉やほかの具材へ当たります。
最初は形が残っていても、何度も混ぜるうちに小さく崩れることがあります。
表面を焼いてから加える方法もある
鮭の形を残したい場合は、先に表面を焼いてから後半に加える方法があります。
ただし、焼いたから絶対に崩れないわけではありません。
鍋へ入れた後もやさしく扱いましょう。
盛り付けるときも下からすくう
せっかくきれいに仕上がったのに、盛り付けるときに崩してしまうこともあります。
鮭の下へお玉を入れ、シチューと一緒にそっとすくうと盛り付けやすくなります。
鮭がパサパサになったのはなぜ?

鮭が崩れるのとは反対に、
「形は残ったけれど、食べたらパサパサしている」
ということもあります。
加熱時間が長すぎる
まず考えたいのが加熱時間です。
鮭を最初から入れ、野菜がやわらかくなるまで煮込み、さらにルーや牛乳を入れてからも煮続けると、鮭の加熱時間はかなり長くなります。
先に焼いた後も長時間煮ている
表面を焼いた鮭はすでに加熱が始まっています。
その鮭をさらに長く煮込めば、火が入りすぎることがあります。
鮭を後半に入れる
対策としてわかりやすいのは、やはり鮭を後から加えることです。
先に野菜をある程度調理しておけば、鮭を長時間鍋へ入れておく必要がありません。
大きさを極端に小さくしない
小さい鮭は火が通りやすくなります。
一口大にするときも、細かく刻むような大きさにはせず、ある程度厚みを残すと扱いやすくなります。
塩鮭を使ったらシチューがしょっぱい!どう調整する?

塩鮭を使った場合に起こりやすいのが、
塩味が強くなりすぎること
です。
鮭の臭みとは別の問題ですが、鮭シチューでよくある失敗なので覚えておきましょう。
塩鮭の塩味もシチュー全体へ加わる
塩鮭には、最初から塩味があります。
そのため、生鮭で作るときとまったく同じ感覚で味付けすると、全体が濃くなることがあります。
仕上げ前に味見する
塩鮭を使う場合は、調味料を追加する前に味を確認しましょう。
特に味噌など塩味のあるものを使って風味を調整するときは注意します。
次回は味付けを控えめから始める
一度塩辛くなった料理を元へ戻すのは簡単ではありません。
次回作るときは、
最初は控えめ
↓
鮭を加える
↓
味見する
↓
必要な分だけ整える
という順番にすると失敗しにくくなります。
シチューが水っぽくなったときに確認したいこと

鮭シチューを作ったら、
「味は悪くないけれど、思ったよりサラサラしている」
ということもあります。
水分量を確認する
市販のルーを使う場合は、パッケージに記載されている水分量を確認しましょう。
具材を増やしたからといって、感覚だけで水分を大量に増やすと薄くなることがあります。
野菜から出る水分もある
使う野菜によっては調理中に水分が出ます。
材料をたくさん増やしたときは、仕上がりを確認しながら調整しましょう。
牛乳を一度に増やしすぎない
「もっとクリーミーにしたい」
と思って牛乳を大量に追加すると、全体がゆるくなる場合があります。
使用するルーやレシピに合わせた量から始めるのがわかりやすいでしょう。
鮭の臭み対策と水分調整を混同しない
生臭いからといって、牛乳を大量に足して薄めようとするのはおすすめできません。
臭みの問題とシチューの濃さは分けて考えましょう。
鮭シチューの味がぼんやりするときは?

生臭くならないよう気をつけすぎて、
「今度は味が薄くなってしまった」
という場合もあります。
臭み対策=薄味ではない
鮭の臭みを抑えるために必要なのは、シチューを薄味にすることではありません。
鮭の水分を取り、下処理し、加熱時間を調整することが基本です。
仕上げで全体の味を見る
鮭と牛乳を加えた後、最後に全体の味を確認します。
必要ならそこで調整します。
一部分だけではなく全体を確認する
鮭の近くだけ味が濃く感じたり、野菜の多い部分では薄く感じたりすることがあります。
鮭を崩さないようやさしく全体をなじませてから味見しましょう。
鮭のクリームシチューで避けたいNG行動

ここでは、これまでの内容を単純に繰り返すのではなく、
「失敗しそうな場面で何を選ばないか」
という視点で整理します。
NG1.時間がないから鮭を確認せずそのまま入れる
急いでいる日ほど、
「全部鍋へ入れてしまえばいい」
となりがちです。
しかし、最低限、鮭の表面に水分が多く付いていないかは確認しましょう。
冷凍鮭ならドリップも取り除きます。
NG2.臭みを消すために長時間煮込む
「しっかり火を通せば魚のにおいもなくなるはず」
と思うかもしれません。
必要な加熱はもちろん大切ですが、必要以上に長く煮込むことが臭み対策になるとは限りません。
長時間加熱によって鮭が崩れたり、パサついたりすることもあります。
NG3.野菜がかたいから鮭も一緒に煮続ける
野菜に火が通っていないことと、鮭の加熱時間は別問題です。
鮭を取り出せるなら、先に取り出して野菜だけを調理する方法もあります。
NG4.焼いたから最初から鍋に入れても大丈夫と思う
表面を焼いた鮭でも、その後長時間鍋に入れていれば加熱は続きます。
焼いた鮭は後半に加えると扱いやすくなります。
NG5.臭いと思った瞬間に調味料を大量投入する
完成後に生臭いと感じても、いきなり味噌や生姜を大量に加えないようにしましょう。
まず少量を試します。
NG6.生姜・味噌・バター・チーズを全部入れる
どれも風味を調整する選択肢にはなりますが、全部使う必要はありません。
一つ試してから判断します。
NG7.味見をせずに調整する
「このくらいかな」
と感覚だけで追加すると、塩味や香りが強くなりすぎることがあります。
少量加えたら味見をしましょう。
NG8.鮭を入れた後も何度も鍋をかき回す
焦げ付きを防ぐために混ぜることはありますが、鮭まで何度も動かさないようにします。
鮭を避けながら鍋底をやさしく動かす方法もあります。
NG9.牛乳を入れれば生臭さがなくなると思って大量に足す
牛乳を増やすことは、基本的な臭み対策とは別です。
シチューが水っぽくなる原因にもなるため、レシピに合わせた量を意識しましょう。
NG10.リメイクすれば必ず気にならなくなると思う
グラタンやドリアへ変えても、元のシチューの状態によっては魚っぽさが残ることがあります。
リメイク前にも一度味と香りを確認しましょう。
鮭のクリームシチューに合う風味の整え方早見表

完成後に何を使うか迷った場合は、次のように考えるとわかりやすくなります。
| 加えるもの | 期待できる変化 | 注意点 |
|---|---|---|
| 生姜 | 香りに変化を付ける | 入れすぎない |
| 味噌 | コクを加える | 塩味に注意 |
| バター | まろやかな風味を足す | 多すぎると重くなりやすい |
| チーズ | コクと風味を足す | 塩味も確認 |
| こしょう | 仕上げの香りを加える | 大量に使わない |
どれを選ぶ場合も、
少量
↓
混ぜる
↓
味見
↓
必要なら追加
を基本にしてください。
鮭シチューをリメイクして食べ方を変える方法

味は整ったものの、
「昨日と同じシチューとして食べるより、少し変化を付けたい」
という場合はリメイクもできます。
チーズをのせてグラタン風にする
耐熱容器へシチューを入れ、チーズをのせて焼けばグラタン風になります。
表面に焼き目が付くことで、普通のシチューとは違った香ばしさを楽しめます。
鮭が大きく残っている場合は、食べやすい位置へ並べてから焼くとよいでしょう。
ご飯と合わせてドリア風にする
ご飯の上へ鮭シチューをかけ、チーズをのせて焼けばドリア風にできます。
シチューが少し余ったときにも使いやすいアレンジです。
カレー風味へ変える
カレー風味を少し加えて、クリームカレーのような方向へ変える方法もあります。
ただし、元のシチューの味がかなり濃い場合は、さらに味が強くなることがあります。
少量ずつ調整してください。
パスタと合わせる
シチューの濃さを調整して、パスタソース風にする方法もあります。
鮭を具材として残せば、鮭のクリームパスタのような仕上がりになります。
リメイクは「臭み消し」ではなく「食べ方を変える方法」
ここは区別しておきましょう。
リメイクしたからといって、生臭さが必ずなくなるわけではありません。
まずシチューそのものの味と香りを確認し、食べやすい状態に整えてからリメイクするのがおすすめです。
次回失敗しないための鮭クリームシチューチェックリスト

次に作るとき、
「この記事の内容を全部覚えておけない」
という方もいらっしゃいますよね。
そんなときは、次のチェックリストだけ確認してみてください。
鮭を準備するとき
□ 鮭の表面を確認した
□ 水分が多ければ拭き取った
□ 冷凍鮭なら解凍後のドリップを取り除いた
□ 生鮭なら必要な下処理をした
□ 塩を振った後に出た水分を拭いた
□ 骨が気になる場合は確認した
□ 小さく切りすぎていない
鮭を焼くとき
□ 焼く直前に水分を確認した
□ 必要以上に何度もひっくり返していない
□ 焼いた後すぐ長時間煮込んでいない
□ 野菜の調理が終わるまで別にしている
シチューを作るとき
□ 火の通りにくい野菜を先に調理した
□ 鮭を最初から入れていない
□ 鮭を入れてから長時間煮込んでいない
□ 鮭を何度もかき混ぜていない
□ 牛乳を加えた後に強く煮立たせていない
味付けするとき
□ 塩鮭なら塩味を考えている
□ 最初から濃く味付けしていない
□ 最後に味見をしている
□ 調味料を一度に大量に入れていない
完成後に生臭いと感じたら
□ 鮭だけが気になるのか確認した
□ シチュー全体も確認した
□ 取り出せる鮭はいったん分けた
□ 風味調整は少量から試した
□ 一度に何種類も追加していない
全部を毎回完璧に行う必要はありません。
特に覚えておきたいのは、
水分を確認する
下処理する
野菜を先に調理する
鮭は後半に加える
長く煮込みすぎない
という流れです。
鮭のクリームシチューについてよくある質問

最後に、鮭のクリームシチューを作るときに迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。
Q1.鮭はそのままシチューへ入れてもいい?
生の鮭を直接加える作り方もあります。
ただし、表面の水分やドリップを確認し、必要な下処理をしてから使いましょう。
また、じゃがいもやにんじんと同時に最初から長時間煮込むのではなく、後半に加えると調整しやすくなります。
Q2.鮭は焼いてから入れたほうがいい?
必ず焼かなければいけないわけではありません。
ただ、表面を焼くことで香ばしさを出しやすく、鍋の中でも比較的扱いやすくなります。
臭みと身崩れの両方が気になる場合は、下処理してから表面を焼き、後半に加える方法を試してみてもよいでしょう。
Q3.鮭はどのくらい焼けばいい?
鮭の大きさや厚みによって変わります。
後からシチューで加熱する場合は、フライパンだけで必要以上に焼きすぎないようにします。
ただし、最終的には鮭の中心までしっかり加熱してください。
Q4.鮭はいつシチューへ入れる?
火の通りにくい野菜を先に調理し、シチュー作りの後半に鮭を加えるとわかりやすいでしょう。
先に表面を焼いている場合も、野菜を煮ている間はいったん別にしておけます。
Q5.生鮭と塩鮭ならどちらを使えばいい?
どちらでも作れます。
生鮭はシチュー側の味を調整しやすいのが特徴です。
塩鮭を使う場合は、鮭そのものに塩味が付いているため、シチュー全体を濃くしすぎないようにしましょう。
Q6.甘塩鮭でも作れる?
作れます。
ただし、「甘塩」という表示でも塩加減は商品によって異なります。
鮭を加えた後に味見をしてから、シチュー全体を整えると安心です。
Q7.冷凍鮭でもクリームシチューは作れる?
作れます。
解凍後に出たドリップをそのまま使わず、鮭を取り出して表面の水分を拭きましょう。
その後、必要な下処理をしてから使います。
Q8.冷凍鮭は凍ったまま入れてもいい?
臭みや仕上がりが気になる場合は、解凍して鮭の状態を確認してから使う方法がわかりやすいです。
解凍すればドリップを取り除いたり、表面の水分を拭いたりできます。
Q9.鮭の皮は取ったほうが臭くなりにくい?
皮を取ればすべて解決するとは限りません。
鮭のにおいには、表面の水分やドリップ、下処理、加熱時間など複数の要素が関係します。
皮の食感や香りが苦手なら取っても構いません。
Q10.鮭の皮付きのまま焼いてもいい?
皮付きのまま焼けます。
皮側から焼いて表面に香ばしさを付ける方法があります。
その後シチューへ加える場合は、鍋の中で必要以上に長く煮込まないようにしましょう。
Q11.鮭に小麦粉を付けて焼いてもいい?
薄く小麦粉をまぶして焼く方法もあります。
余分な粉は軽く落としてから焼きましょう。
ただし、必須ではありません。
作りたいシチューの仕上がりに合わせて選んでください。
Q12.鮭を焼かずに湯通ししてもいい?
湯通ししてから使う方法もあります。
焼いた場合のような香ばしさは出にくいものの、焼き目を付けたくない場合の選択肢になります。
Q13.鮭を別に焼いて完成したシチューへ乗せてもいい?
はい。
鮭を別に焼いておき、シチューを器へ盛った後にのせる方法もあります。
鍋の中で鮭が崩れるのを避けたい場合にも使いやすい方法です。
Q14.鮭が全部崩れてしまうのはなぜ?
主な原因として、
小さく切りすぎている
長時間煮込んでいる
鍋を何度も混ぜている
などが考えられます。
表面を焼き、後半に加えてやさしく扱うと形を残しやすくなります。
Q15.鮭がパサパサになるのはなぜ?
加熱時間が長すぎることが考えられます。
特に先に焼いた鮭をさらに長時間煮込むと、火が入りすぎる場合があります。
野菜を先に調理してから鮭を加えましょう。
Q16.牛乳を入れたら生臭くなった気がするのはなぜ?
必ずしも牛乳だけが原因とは限りません。
鮭の風味がシチュー全体へ広がり、牛乳を入れた後に強く感じるようになった可能性もあります。
鮭の下処理や加熱時間も振り返ってみましょう。
Q17.牛乳はいつ入れればいい?
使用するルーやレシピにもよりますが、牛乳はシチュー作りの後半に加えることが一般的です。
市販ルーの場合は、パッケージに記載された手順も確認してください。
Q18.牛乳を入れてからグツグツ煮てもいい?
牛乳を加えた後は、強火で長時間激しく煮立たせる必要はありません。
鮭も一緒に入っている場合は、鮭の加熱時間も長くなるため注意しましょう。
Q19.完成してから生臭い場合は何を入れる?
生姜、味噌、バター、チーズ、こしょうなどを少量使って、風味を調整する方法があります。
ただし、一度に全部入れる必要はありません。
まず一つを少量試し、味を確認してください。
Q20.生姜はどのくらい入れればいい?
鍋の量や好みによって変わるため、一律の量で決めるより少量から試すのがおすすめです。
心配なら、小さな器にシチューを取り分け、生姜を少し加えて味を確認してから鍋全体へ使いましょう。
Q21.味噌を入れると味噌汁のようにならない?
大量に加えれば味噌の味が強くなります。
あくまでシチューの風味を整える目的なら、少量から加えましょう。
塩鮭を使っている場合は塩味にも注意します。
Q22.チーズとバターは両方入れたほうがいい?
両方を必ず使う必要はありません。
どちらもコクや風味を加える選択肢です。
一つ試して味を確認し、それだけでまとまるなら追加しなくても大丈夫です。
Q23.生臭いシチューに牛乳を追加すれば薄まる?
牛乳を大量に追加して生臭さを薄めようとするのはおすすめできません。
シチューそのものが水っぽくなる可能性があります。
まず鮭とシチューのどちらからにおいを感じるのかを確認し、原因に合わせて対応しましょう。
Q24.鮭だけ取り出してもいい?
はい。
鮭が大きな形で残っているなら、いったん取り出してシチュー側を調整する方法があります。
戻す場合は、必要以上に長く煮込まないようにします。
Q25.鮭を取り出した後は必ず鍋へ戻す?
必ず戻す必要はありません。
シチューを器へ盛ってから鮭をのせる方法もあります。
鮭が崩れそうな場合にも便利です。
Q26.翌日に温め直すときはどうする?
弱めの火加減から温め、鍋底が焦げないよう必要に応じてやさしく混ぜます。
鮭が残っている場合は、できるだけ崩さないように扱いましょう。
Q27.温め直すたびに生姜や味噌を足す必要はある?
必要ありません。
まず温めてから味と香りを確認します。
問題なければ、そのまま食べられます。
気になる場合だけ少量ずつ調整しましょう。
Q28.鮭シチューをグラタンにしてもいい?
はい。
シチューを耐熱容器へ入れ、チーズなどをのせて焼けばグラタン風にアレンジできます。
ただし、リメイク前に元のシチューの味と香りを確認しておきましょう。
Q29.ドリアにもできる?
できます。
ご飯と鮭シチューを合わせ、チーズをのせて焼けばドリア風になります。
少しだけシチューが残ったときにも使いやすい方法です。
Q30.次回一番気をつけることは?
すべてを覚えるのが大変なら、まずは、
鮭の水分を取る
下処理をする
火の通りにくい野菜を先に調理する
鮭は後半に加える
長時間煮込みすぎない
という5点を意識してみてください。
まとめ|鮭のクリームシチューが生臭いときは「下処理・水分・加熱時間」を見直そう
鮭のクリームシチューを作ったとき、
「なんだか魚っぽい」
「思っていたより生臭い」
と感じると、
「鮭を入れたこと自体が失敗だったのかな?」
と思ってしまうかもしれません。
ですが、鮭のクリームシチューでは、
鮭の選び方だけではなく、下処理や調理する順番も大切
です。
これから作る場合、まず確認したいのは鮭の表面です。
水分が多く付いているなら、キッチンペーパーなどで拭き取ります。
冷凍鮭を使う場合は、
解凍したときのドリップをそのまま鍋へ入れない
ようにしましょう。
生鮭なら、必要に応じて塩を振って少し置き、出てきた水分を拭き取ってから使います。
その後、表面を焼いてからシチューへ加える方法もあります。
そして、もう一つ重要なのが、
鮭を入れるタイミング
です。
じゃがいもやにんじんなど、火の通りに時間がかかる野菜と鮭を最初から一緒に煮る必要はありません。
むしろ、
火の通りにくい野菜を先に調理する
↓
シチューのベースを作る
↓
鮭を後半に加える
と分けたほうが、鮭を必要以上に長時間加熱せずに済みます。
先に鮭の表面を焼いた場合も、
焼いた鮭をいったん取り出す
↓
野菜を調理する
↓
シチューが整ってから鮭を戻す
という流れにするとわかりやすいでしょう。
鮭を加えた後は、何度も激しくかき混ぜないこともポイントです。
長く煮込み、さらにお玉で何度も動かすと、鮭が細かく崩れてシチュー全体へ広がりやすくなります。
牛乳を加えた後も、強火で長時間グツグツ煮続ける必要はありません。
火加減を確認しながらやさしく仕上げましょう。
そして、
「この記事を見る前に、もう作ってしまった……」
という場合もありますよね。
完成した鮭シチューが生臭い場合は、まず、
鮭だけが気になるのか
それとも、
シチュー全体から魚っぽい香りがするのか
を確認してください。
鮭の形が残っているなら、一度取り出してシチュー側だけを確認する方法があります。
シチュー全体の風味を調整したい場合は、
生姜
味噌
バター
チーズ
こしょう
などを少量使う方法があります。
ただし、
「臭いから全部入れる」
のは避けましょう。
一つを少量加え、
混ぜる
↓
味見する
↓
必要なら追加する
という順番で調整します。
特に味噌やチーズなどは塩味も加わるため、塩鮭を使っている場合は慎重に味を確認しましょう。
また、生臭さを消そうとして牛乳を大量に追加する必要もありません。
シチューが水っぽくなる原因になることがあります。
完成後は、
臭みを無理に隠す
というより、
全体の味と香りを少しずつ整える
と考えると失敗しにくくなります。
翌日に温め直す場合も同じです。
最初から強火で一気に加熱せず、鍋底の様子を見ながら温めます。
鮭が残っている場合は、できるだけ崩さないようにしましょう。
最後に、次回作るときの流れをもう一度まとめます。
鮭の状態を確認する
↓
表面の水分を取る
↓
必要な下処理をする
↓
出てきた水分を拭く
↓
必要に応じて表面を焼く
↓
鮭をいったん取り出す
↓
火の通りにくい野菜を先に調理する
↓
シチューのベースを作る
↓
鮭を後半に加える
↓
中心までしっかり加熱する
↓
牛乳を加えてやさしく仕上げる
↓
最後に味と香りを確認する
この流れをすべて一度に覚える必要はありません。
まずは、
「水分を取る」
「下処理する」
「鮭を後から入れる」
「煮込みすぎない」
というポイントから意識してみてください。
鮭のクリームシチューは、鮭の扱い方がわかるとぐっと作りやすくなります。
以前作ったときに、
「生臭くなったから、鮭シチューは難しいかも」
と感じた方も、次回は鮭の下処理と入れるタイミングを少し変えて試してみてくださいね。

