寿司の正しい食べ方は?逆さにする?左から食べる?醤油やガリのマナーも解説

おいしいもの!

回転寿司ではなく、少し本格的なお寿司屋さんに行くことになったとき、気になるのが「お寿司の食べ方」ではないでしょうか。

「手で食べてもいいの?」

「お醤油はシャリにつける?ネタにつける?」

「お寿司を逆さにして食べるって聞いたことがあるけれど、本当?」

など、普段はあまり意識していなかったことが急に気になってしまいますよね。

特にカウンターのお寿司屋さんでは、その場で同伴者に聞くのは少し恥ずかしいと感じる方もいるでしょう。

けれども、お寿司の食べ方には「絶対にこうしなければいけない」という決まりばかりがあるわけではありません。

基本的な食べ方を知ったうえで、お寿司を崩さず、周りの人にも配慮しながらおいしくいただくことが大切です。

ここでは、にぎり寿司の食べ方や醤油のつけ方、食べる順番、ガリの食べ方などについて、初心者の方にもわかりやすく紹介します。

 

寿司の食べ方は逆さに上下反対にして?

今まで何となく食べていたけれど、

「にぎり寿司って、どうやって食べるのが正しいの?」

と疑問に思うことがありますよね。

まず覚えておきたいのは、にぎり寿司は箸でも手でも食べられるということです。

「高級なお寿司屋さんでは手で食べなければいけない」

と思っている方もいるかもしれませんが、無理に手で食べる必要はありません。

自分が食べやすい方法を選びましょう。

 

手で食べる場合

手で食べる場合は、お寿司を強く握りしめるのではなく、指でそっとつまむようにします。

シャリは強く押さえると崩れたり、つぶれたりしてしまいます。

できるだけ形を崩さないように持ち、そのまま口へ運びましょう。

また、カウンターで一貫ずつ出してもらった場合は、長時間そのままにせず、できるだけよい状態のうちにいただくのがおすすめです。

職人さんはネタやシャリの状態を考えて握っているため、出されたらあまり時間を置かずにいただくとよいでしょう。

 

箸で食べる場合

箸で食べるときに困りやすいのが、

「持ち上げたらシャリが崩れてしまった」

という失敗です。

上から強く押さえつけるのではなく、ネタとシャリが離れないように両側からそっと挟むように持ちます。

慣れていない場合は、お寿司を横向きにしてから挟むと持ちやすくなることがあります。

無理に難しい持ち方をする必要はありません。

きれいに口まで運べる方法を選びましょう。

 

お寿司は一口で食べるの?

にぎり寿司は、基本的には一貫を一口で食べると食べやすく、ネタとシャリを一緒に味わえます。

ただし、お寿司の大きさや口の大きさには個人差があります。

一口で食べることにこだわって、無理に口いっぱいに入れる必要はありません。

カウンターのお寿司屋さんなどでは、シャリを小さめにしてもらえる場合もあります。

量が気になるときは、

「シャリを少なめでお願いします」

と伝えてみてもよいでしょう。

一度口をつけたお寿司を皿や寿司げたに戻すのは避けたいので、自分が食べやすい大きさを意識すると安心です。

 

醤油はシャリではなくネタにつける?

にぎり寿司を食べるとき、迷いやすいのが醤油のつけ方です。

シャリに醤油をたっぷりつけてしまうと、ご飯が醤油を吸って崩れやすくなります。

また、醤油の味が強くなり、せっかくのネタやシャリの味を感じにくくなることもあります。

そのため、醤油をつける場合は、ネタの部分に少量つけると食べやすいでしょう。

箸で食べる場合は、いったんお寿司を横向きにして持ち、ネタ側を醤油につける方法があります。

手で食べる場合も同じように、ネタ側へ軽く醤油をつけます。

醤油がぽたぽた落ちるほどつける必要はありません。

ネタの先に少しつくくらいでも十分です。

なお、お店やネタによっては、すでに味付けされていることがあります。

煮切り醤油などが塗られている場合は、そのままいただきましょう。

 

ネタだけ外して醤油につけてもいい?

「ネタに醤油をつけるのが難しいから、ネタだけ取ってしまおう」

と思うかもしれません。

しかし、にぎり寿司はネタとシャリを一緒に味わう料理です。

わざわざネタをシャリから外して醤油につけ、再び戻すような食べ方は避けたほうがスマートでしょう。

箸でうまく返せない場合は、無理をせず手で食べるのも一つの方法です。

 

醤油は最初からたくさん入れない

醤油皿に最初からたっぷり醤油を入れる必要もありません。

少量入れて、足りなくなったら追加するようにすると使いやすいでしょう。

必要な分だけ使えば、お寿司本来の味も楽しみやすくなります。

 

ワサビを追加したい場合は?

ワサビが足りないと感じた場合、醤油にたっぷり溶かすよりも、必要な分だけネタにつけて食べる方法があります。

ただし、ワサビの食べ方についても、必要以上に神経質になる必要はありません。

大切なのは、周りに迷惑をかけず、自分がおいしく食べられることです。

また、カウンターのお寿司屋さんでは、ネタに合わせてワサビの量を調整して握っていることもあります。

まずはそのまま一貫食べてみると、職人さんが考えた味のバランスを楽しめます。

 

寿司の食べ方は左から?

カウンター席で一貫ずつ握ってもらう場合は、基本的に出されたものを順番に食べていけばよいので、それほど迷いません。

一方、寿司げたやお皿に数種類のお寿司がまとめて並べられていると、

「どれから食べればいいの?」

と悩みますよね。

よく言われるのが、味わいの淡いものから濃いものへ食べていく方法です。

白身など比較的あっさりしたものから始め、赤身、脂ののったネタ、味の濃いものへ進むと、それぞれの味を感じやすくなります。

そのような順番を意識して、左から食べやすいように並べられていることもあります。

ただし、「必ず左から食べなければマナー違反」というわけではありません。

まとめて出されたお寿司であれば、基本的には好きなネタから楽しんでも大丈夫です。

食べる順番に迷ったときは、淡白なものから味の濃いものへ進むと覚えておくとよいでしょう。

また、カウンターで一貫ずつ出してもらった場合は、順番を考える必要はありません。

職人さんが考えた流れに沿って、出されたものからいただきましょう。

 

寿司のガリの食べ方

お寿司の横に添えられているガリ。

ガリとは、薄く切った生姜を甘酢などに漬けたものです。

お寿司屋さんでは当たり前のように添えられていますが、

「いつ食べるの?」

と迷ったことはありませんか?

ガリは、お寿司とお寿司の間の口直しとして食べることができます。

特に脂ののったネタや味の濃いネタを食べたあとにガリを少し食べると、口の中をさっぱりさせやすくなります。

そのあとに違うネタを食べることで、次のお寿司の味を感じやすくなるでしょう。

そのため、最初にガリだけを全部食べる必要はありません。

お寿司を何貫か食べながら、必要なタイミングで少しずついただくとよいですね。

また、ガリを利用して醤油をネタにつける食べ方もあります。

軍艦巻きなどは、そのまま醤油につけようとすると形が崩れたり、醤油がつきすぎたりすることがあります。

そのようなときは、ガリに少量の醤油をつけ、それを使ってネタの表面に醤油をつける方法もあります。

無理にお寿司を逆さにしなくてもよいため、覚えておくと便利です。

 

まとめ

本格的なお寿司屋さんへ行くとなると、

「マナーを間違えたら恥ずかしい」

と緊張してしまうかもしれません。

しかし、お寿司は箸でも手でも食べることができますし、まとめて出されたお寿司を必ず左から食べなければならないというわけでもありません。

基本的なポイントとして覚えておきたいのは、にぎり寿司を崩さないようにそっと持ち、醤油をつける場合はネタ側に少量つけることです。

できればネタとシャリを一緒に味わい、カウンターで一貫ずつ出された場合は、あまり時間を置かずにいただきましょう。

また、ガリはお寿司の合間の口直しとして利用できます。

味の濃いネタや脂ののったネタのあとに少し食べると、次のお寿司も楽しみやすくなります。

お寿司屋さんでは、細かな作法を気にしすぎて緊張するよりも、周囲への配慮を忘れず、きれいにおいしく食べることが大切です。

基本的な食べ方を知っておけば、初めて本格的なお寿司屋さんへ行くときも慌てにくくなります。

難しく考えすぎず、職人さんが握ってくれたお寿司を一貫ずつゆっくり味わってくださいね。

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